【S24】人生失敗型イベルタル 振り返り
こんにちは、ふかしです。
S24お疲れ様でした。
最終日使用していたROmは序盤でR1919乗って瞬間1位取ってからは潜ってなかったのですが、19で止めてる自分に納得行かないので潜りました。
結果は雑巾の絞りカスのような順位に落ちてました╮(╯-╰")╭
まあずっと同じ構築でよく戦ったほうかと思います。結果が結果なので構築記事は多分書きませんが、それはそれでなんか寂しいので振り返りだけ書こうっていうアレです。暇な人はお付き合い下さい。
【序章】
俺には約束があった。
それはS21-23の間救えなかったとあるポケモンを救う約束だ。
高種族値を持つ禁止伝説の中でもダークオーラという悪タイプの技を1.3倍にするという火力バフ特性を持ち、そのバフに加え、AC131から放たれる悪技で過去に人類の八割が死滅したのはあまりにも有名な話である。
そんな最強とされるイベルタルを何故''救う''ことになったのか。
それはザシアンというポケモンの台頭が原因だ。
ザシアンは8世代の禁止伝説ポケモンであり、その特性「ふとうのけん」はフィールドに出ると自分のAを1段階上昇させるというものである。
またザシアンは持ち物が固定されるが、朽ちた剣を持たせることによって剣の王の姿となり、種族値が720まで上げ、禁止伝説より一回り種族値が高くなる。
この種族値にプラスされてふとうのけんが発動するため、ザシアンの実質種族値は805、あるいは8億5000万である。
基本的に禁止伝説のポケモンは一般ポケモンに強いポケモンといったイメージであるが、こいつだけは禁止伝説に強い禁止伝説といった立ち位置なのだ。
決め手なのはこのポケモンのタイプである。剣の王は奴鋼フェアリーの複合タイプ、また、イベルタルはSが負けており正面からコイツに勝つことは不可能となった。
強すぎる光は闇同然であり、それは俺たちの視界から世界を奪い、イカロスの翼を燃やす。そこに存在するのは強すぎる光、ただそれだけなのだ。
S21から世界はザシアンが環境を食い散らかす暗黒時代へと突入し、この環境が終わるまでザシアンは俺たちに適者生存とはなにかをまざまざと見せつけてきた。
この3ヶ月間、ザシアンにの巨獣斬による環境破壊は勢いを止めることはなく、その様は全盛期のアレキサンドロス大王を彷彿させる程である。
俺はそんな環境でも約2ヶ月の間、イベルを使い続けた。しかし、9月の最後、ザシアンの強すぎる光にイベルタルの翼はとうとう溶けて、地に落ちてしまった。
己の無力さに拳を震わせながら、いつか必ずお前を救けると胸に誓った。
ありがたいことにその機会は直ぐに訪れることになるーーー。