い○はちゃんねる 都市伝説
いろはってなんか社会人辞めてから顔つきというより顔自体が変化してないか...?というか、あれ、元々いろはちゃんねるの顔ってどんな顔だったっけ...?
そう思って過去のいろはちゃんねるYouTubeの動画を開く。
画面には何も映らず、ハムスターの回し車のように再生ボタンがグルグルと円を描いて回転している。
そしてようやく動画が再生される、はずだったーーーー。
目の前にはカメラが置いてあった。
バンビー「今日ポケチャンネルのバンビーです」
くろこ「くろこです」
...?
訳が分からなかった、隣には今日ポケの2人が不思議そうにこちらを見ている。
俺はYouTubeを見ていたはずと正面のカメラに目を向ける。何の変哲もないただの3脚の付いたカメラだった。だがその奥で、邪悪な何かに笑われてるような気がした。
そして徐々に自分の意識が何かに押しつぶされそうになっていることに気づいた。いや、気付かされた。
バ「どうしたんすか?いろはさん」
く「いろはさん困りますよちゃんとしてもらわなくちゃ」
「あ、あぁ、ごめん」
やめろ!俺はいろはじゃ、ない!
そう頭の中で強く意識した瞬間、いろはの甲高い笑い声が頭の中で流れてきた。それだけじゃない誰かの泣き叫ぶ声、「助けてくれ」と叫ぶ者、それらがひたすら頭の中で駆け巡り、頭がどうにかなりそうなった、その瞬間、
『良かったぁ〜』
確かに聞こえたその一言と同時にプツンと目の前の視界が暗くなった。
バ『じゃあもう1回いきますよ?今日ポケチャンネルのバンビーです』
く『くろこでぇ〜す』
『いろはです!』
「あれ?いろはチャンネルってこんな顔だったっけ?」
終わり